2017年農林水産省六次産業化大賞入賞
背景
2011年、東日本大震災で被災され、それまで行っていた「わかめ養殖」も全壊。復興支援等を活用し、六次産業化事業として牡蠣養殖、ホヤ養殖を中心に復興されました。
2017年農林水産省六次産業化大賞にエントリーされ、弊社にご相談いただき、ヒアリングをさせていただくことに。
ヒアリングを進めていくと、事業自体は、メディア取材等も受けられていましたが、売り上げに反映されておらず状況は芳しくないことが判明。
対策: 入賞を目指しスキーム設計
これまでの道のりとこだわりの商品を売りにするための施策を考案。
震災前はわかめ養殖、ホヤ養殖で地道に事業を行っていたが、東日本大震災により全てを失い、野子たったのは命と借金だけ・・・
このお話をお伺いし、プレゼンテーションタイトルを
『マイナスからの復興にかける漁師たち』
とし、戦略を展開。
惜しくも大賞を逃しましたが、入賞し、賞金を獲得していただけました。
何を売りにするのか?
震災により、自宅、工場、船、養殖施設、加工施設すべてを一瞬にして失ったが、地域に経済、雇用の為事業の再興を誓い『六次産業化認定取得』し復興支援補助なども受け、牡蠣・ほやの養殖と加工販売をスタートさせたこと。
商品設定
様々な商品化を行っているが、商品を絞る必要があります。
そこで、簡単に審査員にその場でやってきた事が伝わりやすい【牡蠣ぽん】に決定。
グランプリは逃すものの見事入賞を果たしました!