日本一魚を売った男から見る、売れる店と売れない店の違いとは?
懐かしい写真です。
もう、12年も前になります。
この頃は会社から売り上げ目標を毎月要求され前年同月比クリアは至上命題で達成出来ないとゴミ扱いされ左遷されるというそういう毎日をすごしておりました。
この強迫観念があったからか、おかげで10年間前年同月比を割る事無く売り上げと利益目標はクリアし続けました。
こんな状況下であっても給料やボーナスは増える事もなく、クリア出来なけれ大幅減額という凄まじい世界でした。
しかし、悪い面ばかりではありませんでしたよ。こんな状況下でも楽しむ事が出来たのです。
この時の放送の最後の私の台詞がその全てを語っているのですが・・・
この時は毎日放送の水野真紀の魔法のレストランという番組の密着取材で舞鶴に行って”一船買い”をするという無茶な企画でした。
一店舗で船を丸ごと買い取って販売って結構大変なんです!
その大変さを密着取材で追いかけるという企画だったのですが、その時にディレクターからの質問が・・・
なぜ、こんなに大変な事をするんですか?と聞かれた私が答えたセリフが・・・
面白いから・・・でした。
最近よく当時の事を振り返って考えるのですが、大変だったけど面白かったな~と思えるのです。
だから、こんなセリフが出て来たんでしょうけど・・・
魚屋の仕事って大変ですよね!
作業している人は冬でも冷たい水で魚を洗い、一日中立ち仕事。
販売している人は毎日声を枯らして必死で売るが思うように売れずに、悔しい想いをしながらたたき売りをする。
面白い事など無いように感じる人の方が多いと思いますが・・・
私は、肉体的には辛かったですが接客している間はとても楽しかったです。
もう、退社して8年になりますが当時のお客様とはたまに、お会いしお茶を飲みに行く関係の方もいらっしゃいます。
また、こうした経験を元に今は店舗運営や人財教育もさせて頂いております。
こんな大変な魚屋の仕事ですが、面白い事や儲けどころも満載なのですが、それに気づいていない方がとても多いです。
こういう方にこそ魚屋の仕事の魅力をお伝え出来ればと思っております。
他人がやっていない事にこそ、大きなチャンスが訪れるます!
愚痴ばかり言ってませんか?
私の会社はそうでした!
それでも仕事を楽しむ方法は沢山あります。
店員が楽しくしている店って楽しくないですか?
ちょっと聞いたら店員が不愛想で「そんな事も知らないの?」という態度を取られたら二度と行きたくなくなりますよね?
たったこれだけの違いなんですが、分かっちゃいるけど出来ないのが、人なんです。
そんな中でどうやってモチベーションを維持しながら楽しむか?をご紹介して行きたいと思います。
また、次回をお楽しみに!
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