こんなところにまでAIが・・・

マグロの競り場の様子

まぐろの目利きってどうやってる?

マグロの目利きはマグロの外見と尻尾の先を少し切ってその断面の状態で鮮度・脂乗りなどを想像して競り値を決めるのです。

マグロ漁の多くは遠洋漁業で短くて1週間長いと半年くらいの間漁に出ます。

1か月以上の間漁に出る船は冷凍施設を完備しており、漁獲後直ぐに冷凍します。

和歌山県勝浦などへは基本的に生の状態で水揚げします。

1艘の船の中でも航海後直ぐに獲れたマグロは水揚げまでに約1か月程の期間が掛かっています。一方で帰港間際に獲れたマグロは帰港の数日前に獲れた事になります。

船から丘へ水揚げする様子

写真にある様に船の船倉はいくつかに仕切られており、獲れた時期を船倉で仕分けしているんだそうです。

しかし、競り場に並んでしますとどれがどれだか訳が分からない状態になります。もちろん船も一隻だけが入港するわけではありませんので・・・

この様に様々な状態のマグロを見極め競り値を決めるそれが、マグロ屋の仕事なんです。

これには、長年の経験値が必要とされ魚の究極の魚の目利き力が必要と言われてきました。

しかし、そんな時代も終焉を迎えつつあるようです!!

なんとくら寿司がAIでこの目利きをさせるというのです。

しかし、言われて見れば簡単で魚の魚体と切り口を撮影しAIに取り込み解析する。人間が判断や処理出来る数はたかが知れていますが、AIならそんなのおちゃのこさいさいです!!

くら寿司がマグロの目利き

今まで、職人の極みとして肩で風を切っていた常識がAIにとって変わられてしまう。そういう時代なんですね!

競り場に並ぶマグロ達

こんなシステムが導入され始めるとそのうちマグロも車のオークションの様に画面で重さや鮮度、脂乗りなどが表示され、競り値を入札するだけの仕事になる日も近いのかな?とこの記事を読んでいて思いました。

記憶する事をはじめとする情報処理能力で人間がAIに勝てる事は100%ありえません!!

この様な情報処理はAIに任せ、人間にしか出来ない事を磨いて行かなければ、将来機械に使われる様になってしまいますね!

人にしか出来ない事、自分にしか出来ない事を磨く事。これこそが、将来生き残る道だと思いませんか???

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